Electromagnetic Field Simulation
「配線が波長に近づいた瞬間、回路図は嘘になる」——そこから話を始めます。マクスウェル方程式を離散化して FDTD・FEM・MoM という 3 つの解き方に落とすまでを導出を省略せずにたどり、メッシュ・境界・ポート・収束という「正しく解かせるための 4 点」を実務の言葉で押さえ、S パラメータ・遠方界・TDR という出力の読み方まで一本道でつなぎます。アンテナ・シグナルインテグリティ・EMC の 3 応用と、実測と合わないときの切り分け手順で締めます。全 20 章に触って動かせるデモ(LIVE・計 20 点)と SVG 図版 82 点。05 章と 11 章のデモは、本文で導出した更新式をそのまま走らせる本物の FDTD ソルバです。
回路図が通用しなくなる境目と、ソルバが実際に解いている 4 本の式。
FDTD・FEM・MoM。同じ方程式を、何を未知数に選ぶかで 3 通りに解きます。
失敗の 9 割はここで起きます。メッシュ・境界・ポート・収束の 4 点。
出てきた数字を、疑いながら読むための道具。
アンテナ・基板・筐体。そして「実測と合わない」ときに何を疑うか。