IoT / Embedded Security
このテーマには 2 つのありがちな失敗があります。一般論だけ知っている——「Root of Trust が重要」と言えるが、目の前の SoC でどう実現するか分からない。データシートだけ読んでいる——「AES アクセラレータがある」と言えるが、それが何を守るのか分かっていない。この全23章は、その両方を埋めます。前半(01〜16章)でベンダに依存しない一般論——脅威、規制、RoT、セキュアブート、鍵の保管、分離、物理攻撃、ライフサイクル、通信——を、後半(17〜23章)でArm・ST・NXP・Espressif・Nordic・Silicon Labs・TI・Microchip・Renesas・Infineonが「その一般論をどの機能で実現しているか」を対応づけます。全章に触って動かせるデモ(LIVE・計 27 点)と、概念を図で示す SVG 図版 107 点を埋め込みました。
「攻撃者が現物を手に持てる」という前提の重さと、それを法的義務に変えつつある規制。
全体の背骨。この 5 つは、どのベンダの SoC でも同じ名前で出てきます。
数万円の機材でできることと、専用ラボが要ること。線を引くために知っておく。
工場から廃棄まで。「機器ごとに違う鍵」が最大の防御になります。
セキュアブートは、正規に署名された脆弱なコードを止めません。
前半の概念が、各社でどう呼ばれ、どの機能に対応するか。