Cryptography & Error-Correcting Codes
暗号と誤り訂正は、まったく別の技術に見えて、じつは同じ数学——有限体(ガロア体)——の上に立っています。この全18章は、合同算術という「時計の算数」から出発し、その土台を一段ずつ積み上げて、CRC・リードソロモン・AES・RSA・楕円曲線まで一本道でつなぎます。式はすべて導出付き、全18章すべてにブラウザ上で数値を動かせるデモ(LIVE・計23点)が入っています。
「有限個の要素しかない世界で、四則演算がちゃんと成り立つ」ことを、定義から順に作り上げます。ここが全部の土台です。
「壊れたことに気づく」から「壊れた場所を突き止めて直す」へ。CRC は 09 章で徹底的に扱います。
「秘密を共有していない相手と、安全に話す」までの道のり。第 I 部の代数がそのまま効いてきます。